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 2021年1月号 

特集

デジタル革新と基礎工

表紙画像

総括編集  舘山・岩﨑 両委員

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巻頭言「使いたくなる技術を」,それがイノベーション藤野 陽三
用語解説
総 説i-Constructionの現状と今後の動向国土交通省 大臣官房
技術調査課
 〃 インフラデータ プラットフォーム
 ―都市デジタルツインの構築―
堀  宗朗
各 論ICT土工,ICT舗装,ICT地盤改良建山 和由
 〃 GNSSによる変位モニタリングの現在と今後の展開佐藤  匠・佐藤  渉
 〃 センシング,モニタリング技術の活用西山  哲
 〃 データ駆動型技術の地盤分野への応用小田 和広
 〃 デジタルメンテナンスによる鉄道保守の革新神田 政幸
 〃 首都高速道路のインフラマネジメントシステムi-DREAMs®
 ―BIM/CIM活用に向けた取組み―
長田 隆信・細井 雄介
 〃 3次元モデルを活用した維持管理への取組み谷野 知伸
 〃 近未来の点群データ活用
 ―VIRTUAL SHIZUOKA―
杉本 直也
報 文ICT土工の実施結果およびICT建機の出来形精度・施工能力検証木付 拓磨
 〃 新しいICT地盤改良
 ―自動打設技術GeoPilot®-AutoPile―
古庄 哲士・廣畑 憲史
 〃 現場管理のDX化を前提としたコンクリートダムにおけるICT施工日暮 一正・小俣 光弘
国島 広弥・近藤 岳史
 〃 小石原川ダムにおけるCIMの開発と利用染谷 健司・宮﨑 智也
 〃 V-JET工法におけるデジタル化技術の導入島野  嵐・山口  洋
 〃 RTK-GNSSによる地盤変位計測システムを用いた斜面監視奥村 欣司
 〃 干渉SARを利用した法面変状の把握吉川  猛・古関 潤一
清田  隆・竹内  渉
 〃 新たな分布型光ファイバ計測技術を用いた地盤計測管理の革新永谷 英基・川端 淳一
今井 道男
 〃 3次元モデルを活用した河道特性把握
 ―グリーンレーザーによる3次元モデル―
藤原 圭哉・佐藤  誠
亀田 敏弘・堀  宗朗
 〃 吹付法枠工における3次元計測技術の活用藤田  哲
 〃 地下構造物3次元データプラットフォームにおける3次元地質・地盤モデルの役割西山 昭一
 〃 法面の出来形管理における点群データの活用平尾 裕斗
 〃 切羽プロジェクションマッピングによる地山情報の可視化谷  卓也
 〃 構造物の3次元モデル化による目視検査支援システム野中 秀樹・神馬和歌子
望月 拓実・小林 裕介
 〃 粗骨材粒度分布検出システムの開発久保田信弥・山下 哲一
竹内 啓吾・松崎 和敏
コラムデジタル革新時代の会議・セミナー成瀬 文宏
連載企画けんせつ小町便り 第61回安田 紀子
「基礎工」令和2年(2020年)既刊号総目次
インフォメーション第12回パイルフォーラム技術交流会開催のご案内
 「杭基礎の設計施工に関する最新の話題」

〈編集趣旨〉
 いよいよ深刻になってきた人材不足や就業者の高齢化問題,膨大な既存ストックのメンテナンスなど,建設分野においては解決困難な諸課題が山積しており,その対応が喫緊の課題となっております。このため国交省においては,ICTの活用による建設工事の生産性向上を目指したi-Constructionを推進し,土工や基礎構造物においてもデジタル技術を活用した技術開発が進められております。また,AIやビックデータを用いた業務革新も試みられており,デジタル革新は新型コロナウィルスの感染爆発を契機に急速に進むものと考えられます。
 そこで新年号では,基礎工におけるデジタル革新を取り上げることとしました。総説ではデジタル革新の現状と将来構想を,各論では各分野の最新の取り組みをご紹介頂きました。そして報文では,施工管理や検査・点検,状態監視や健全度診断,管理業務の効率化などの切り口で具体的な事例をご紹介頂きました。本号は,読者の皆様が未来の基礎工の姿を大観できる内容であるものと確信致しております。


 2021年2月号 

特集

基礎工における補助工法

表紙画像

総括編集  青木 一二三 委員

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巻頭言杭に関連する話題岡原美知夫
総 説基礎工事における補助工法の現状と留意点田中 耕一
各 論既製コンクリート杭の施工における補助工法木谷 好伸
 〃 鋼管杭・鋼管矢板における補助工法澤石 正道・日下 裕貴
 〃 場所打ちコンクリート杭の補助工法矢田 哲也
 〃 深礎基礎における補助工法岩立 次郎・松本 綾佳
 〃 オープンケーソン工法における補助工法植田 純一
 〃 ニューマチックケーソン工法における補助工法並木 智和
 〃 既存杭の撤去と埋戻し工法青木 雅路
 〃 近接施工における補助工法神田 政幸・仲山 貴司
報 文既製コンクリート杭における補助工法の施工事例酒井 隆男
 〃 鋼管杭(打撃工法)における補助工法の施工事例松井 良典・谷本 静夫
 〃 鋼管杭(中掘り杭工法)における補助工法の施工事例南  貴士・細田 光美
冨永 利博・村山 篤史
山路 耕寛・糸房 寿志
山下 啓明
 〃 鋼管杭(鋼管ソイルセメント杭工法)における補助工法の施工事例後藤 宏輔・田中 幸芳
山路 耕寛
 〃 鋼管杭(回転杭工法)における補助工法の施工事例東海林智之・深谷 利行
古谷 浩平・國松  諭
 〃 鋼管矢板基礎における補助工法の施工事例宮北 啓伍・谷本 静夫
細田 光美・村山 篤史
 〃 鋼管杭および鋼管矢板の中掘り杭工法における補助工法の施工事例稲積 一訓・駒澤 辰弥
原田 大樹
 〃 場所打ちコンクリート杭(オールケーシング工法)における補助工法の施工事例鈴木 康也・南  和良
山田 正毅
 〃 新東名工事Φ12mと大口径な深礎杭の湧水対策川尻 克利・石橋 知幸
 〃 深礎杭における補助工法の施工事例 大口径深礎杭の合理化施工の取組み
 ―新東名高速道路河内川橋(仮称)―
萩原 直樹
 〃 圧入オープンケーソン工法における補助工法事例
 ―硬質粘性土地盤に対し先行削孔工を施工した事例―
片岡  寛・牧田 安司
古井 孝典・杉江  諒
 〃 京都府呑龍ポンプ場ケーソンの計画・施工における補助工法林 富士男・中嶋  央
 〃 既存杭の撤去と埋戻しの施工事例
 ―ケーシング縁切引抜き工法(その1)―
張   媛・古垣内 靖
 〃 既存杭の撤去と埋戻しの施工事例
 ―ケーシング縁切引抜き工法(その2)―
高岡 雄二
 〃 オールケーシング破砕撤去工法による既存杭の撤去・埋戻しの施工事例森  利弘・西  正晃
梶野  実
 〃 線路近接工事における場所打ち杭の補助工法の施工事例滝沢  聡・齋藤  潤
 〃 既設杭近傍に施工する場所打ち杭の補助工法の施工事例西村 俊亮・兼丸 隆裕
齋藤  隆・内海 和仁
 〃 軟弱地盤中のフーチング施工のための補助工法青木一二三
連 載次世代へ伝えたい私の思い 第40回
 軟弱地盤の高盛土崩壊に学ぶ
三浦 哲彦
連載企画けんせつ小町便り 第62回倉上 由貴

〈編集趣旨〉
 開削工事,山岳トンネル工事などでは,「補助工法」を用いて施工する必要が生じることがあり,「補助工法」が設計・施工の基準及び実作業の主要項目になっています。一方,基礎工事においては,ケーソン基礎では,過大な初期沈下や傾斜を防止するための地盤改良工,転石や岩などの障害物除去が,杭基礎では,ボイリング防止のための地下水低下工,転石,岩盤,地中障害物,既存杭の除去などが,また,除去後の後埋め工や地中空洞へのコンクリート流出防止工などが「補助工法」として挙げられます。
 これらの障害克服やトラブル防止のためには,適切な補助工法を選定,実施して,本工事を完成させる必要があります。
 「基礎工における補助工法」を特集するのは初めてですので,総説で補助工法全般を,各論で各基礎工法別の補助工法を,報文では具体的な補助工法の実施例についてご紹介します。


 2021年3月号 

特集

基礎の設計・施工における
地盤解析モデル

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総括編集  片桐 雅明 委員

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巻頭言基礎工の設計・施工での適切な地盤モデルの重要性龍岡 文夫
各 論地盤解析モデル策定における地盤調査計画の重要性片桐 雅明
 〃 軟弱地盤上の埋立・盛土における地盤モデル設定方法の現状と課題渡部 要一
 〃 数値解析による地盤改良効果の現状と新たな解析手法金田 一広
 〃 建築分野における山留め解析手法の現状と課題元井 康雄
 〃 基礎設計における解析手法と地盤モデルの設定方法の現状と課題濱田 純次
 〃 地下水対策における解析手法ならびに地盤モデルの設定方法の現状と課題竹下 祐二
報 文既設改良エリアに隣接したエリアでの真空圧密工と載荷盛土の施工による影響上山  満・中徳 基哉
豊嶋 宏幸・佐々木 徹
 〃 大規模造成工事における真空圧密工法の評価検討畠山 貴嗣
 〃 試験施工に基づく固化改良を用いた引込み沈下対策の評価太田 史朗・佐藤 伸吾
大坪 智博
 〃 地盤改良体による土留め工法を慣用法で設計するためのモデル化と設計施工事例菅野 航太・大河内保彦
 〃 土留め壁背面の残置躯体評価による仮設土留め工低減野中 隆博・井上 貴文
 〃 大阪特有の地盤条件下での大規模掘削の予測と評価吉田  晋・西原 太一
山田 孝弘
 〃 シンガポールにおける凍結施工の設計と評価橋田  薫・多田 博光
竹田  智・小椋  浩
 〃 工期短縮に向けた盛替梁の削減検討安藤  陽・永峯 崇二
高橋 博威・内海 和仁
 〃 地下鉄駅改良工事が斜め交差した鉄道シールドトンネルに与える近接影響解析事例川岸 康人・橋口 弘明
今村 俊毅
 〃 大規模掘削における周辺地盤のリバウンド予測と実測事例小玉 大樹・大石 幹太
村川 史朗・實松 俊明
 〃 大口径場所打ち杭を適用した貯炭サイロ基礎の設計と施工金田 貴洋・川﨑  渉
窪田  晃・杉本 真隆
 〃 ニューマチックケーソン沈設による地盤変状解析の解析条件設定倉知 禎直・大石 雅彦
藤井  直・矢野  勉
 〃 格子状補強シート工法による90tクローラクレーンの安定対策検討岡本 道孝・小原 隆志
中島 悠介・田中 恵佑
 〃 高速道路大規模更新工事における盛土法面浸透水排除対策の取組み神田 裕史・田尻 丈晴
小川  巧・清水  豊
 〃 地下鉄営業線における新駅設置に伴う地下水位低下工の計画永谷 英基・中島 悠介
岩月 章浩・笹岡 里衣
連載企画けんせつ小町便り 第63回押川 玲香

〈編集趣旨〉
 構造物を構築した地盤には構造物の自重が作用し,掘削時には掘削した土量分の応力が除去される。このように作用する応力が変化する施工時や活荷重が作用する稼働時には,構造物や支保工の支持形式,応力を受ける地盤の特性によって程度は異なるが,地盤は変形して,最悪の場合には破壊してしまう。そのため,設計や施工計画では,対象となる地盤がどのような挙動を示すのか予測し,それが構造物の機能を十分に果たせるものなのかを判断する必要がある。しかしながら,対象となる地盤は,特性が異なる土質から構成され,しかも同じ土質と設定されたものでも不均質に堆積するなど複雑で,挙動を予測するための地盤モデルをどのように設定するのかが大きな課題となっている。
 そこで,本特集号では,地盤挙動を予測する地盤解析モデルに着目し,その重要性,現状での設定方法や事例を取りまとめ,課題を抽出してみた。本特集号が,今後の技術のさらなる発展につながれば幸いです。


 2021年4月号 

特集

最近の
既製コンクリート杭の動向

表紙画像

総括編集  井上 昭生 委員

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巻頭言鶴亀算をどう解くか木村  亮
総 説土木分野における既製コンクリート杭の設計・施工七澤 利明・西田 秀明
堀内 智司
 〃 杭の高支持力化における既製コンクリート杭の課題と取組み小寺 浩二
 〃 既製コンクリート杭の終局時挙動とモデル化の現状河野  進
 〃 既製コンクリート杭の根固め液の材料特性と品質管理藤井  衛・新名 正英
各 論既製コンクリート杭の技術開発とその方向性後庵 満丸
 〃 既製コンクリート杭の施工管理
 ―杭孔と杭体の記録―
木谷 好伸
 〃 既製コンクリート杭に関する基準類佐原  守・小寺  満
報 文沈下計測と三次元FEM解析による杭の合理化設計稲葉  淳・鈴木 直子
江藤 成彦・阿部 俊逸
 〃 機械式継手の引張耐力評価方法の変遷と現状石川 一真・熊谷 雄二
全田 和之
 〃 既製コンクリート杭の支持層到達確認技術萩原 由訓・和知 康晴
渡辺 和博・小島 宏章
西山 高士
 〃 F.T.PileおよびT-Pile Recorderの適用事例福本 陽介
 〃 CW-QUICの実現場での適用により見えてきた既製杭根固め部ソイルセメントの材料組成と特殊土への適用性依田 侑也・浅香 美治
大和 由佳・木村  匠
 〃 塩酸溶解熱法を用いた固化材含有量計測システムの開発と現場適用事例望月 勝紀・幸山 大己
森田 晃司・粕谷 悠紀
 〃 泥炭性軟弱地盤などにおける既製コンクリート杭の施工
 ―北海道地区の事例―
藤谷  寿・山崎 嘉章
徳永 亮希・吉川 尚哉
今泉  努
 〃 崩壊性の高い砂・礫質土層における既製コンククリート杭の施工
 ―東北地区の事例―
板垣  博・佐々木 敬
片岡 正人・佐々木一人
 〃 掘削困難な硬質層が不規則に点在する地盤における既製コンクリート杭の施工
 ―静岡県東部地区の事例―
脇山  弘・逆瀬川浩志
西村  裕・浅井 陽一
 〃 沖積平野における摩擦杭および長尺支持杭の施工
 ―北信越地方の地盤に適した事例―
足立 壮之・新保 耕作
石山  勇・黒坂  進
岡田 憲幸
 〃 名古屋駅周辺の極小敷地と西三河地区の風化花崗岩での既製コンクリート杭の施工
 ―東海地方の事例―
小森 彰彦・山崎 友也
 〃 上部洪積層(天満層)での支持杭と地中障害撤去を伴う既製コンクリート杭の施工
 ―関西地区の事例―
川端 教夫・西田 理昭
 〃 軟弱地盤および硬質岩盤におけるプレボーリング工法の施工
 ―中国地方の事例―
田中 宗夫・菱沼 雄介
 〃 島尻泥岩層における既製コンクリート杭の施工
 ―沖縄地区の事例―
比嘉 盛勝・荻堂 盛男
平良 時政
技術紹介高支持力杭にも対応可能な高耐力杭頭接合工法:ジョイントカプラ工法岩澤 大致
 〃 クラウンパイルアンカー諏訪 裕哉
 〃 杭頭埋込部の曲げ抵抗を評価した杭頭接合構法:Lev-Pile構法松田  竜・白石 将大
 〃 溶接する異形棒鋼の日本標準開先付き異形棒鋼「NewJ-BAR」山崎 博行
 〃 既製コンクリート杭の斜杭ズレを未然に防ぐPiling Measurement(パイリング・メジャーメント)工法斎藤  実
 〃 汎用型施工管理システム「Check & View」木村 一貴
 〃 現場検査マイスター施工管理・品質管理技術細田 光美・平川 泰行
西村  裕
 〃 鋼管巻き既製コンクリート杭:SPHC杭平川 泰行
 〃 変形性能に優れた高靭性WSC杭本間 裕介・浅井 陽一
 〃 既製杭を用いた地中熱利用技術:地熱トルネード工法今  広人
 〃 ヒートパイル工法ヒートパイル工法研究会
 〃 Hybrid Pile MS:地中熱活用技術賀川 昌一
連載企画けんせつ小町便り 第64回袋井  楓

〈編集趣旨〉
 既製コンクリート杭は,1934年ころから中空円筒形の遠心RC杭が,1950年代からはPC杭が,そして1960年中盤からそのコンクリートが高強度化されたPHC杭が開発・実用化されてきた。このうちPHC杭はJISに準拠していることから,土木,建築といった分野を問わずに広く使用されている。
 支持層不達問題により巷を騒がせたが,その直後からの業界団体,杭メーカーを始めとする関係者の迅速かつ不断の努力により,信頼性を取り戻して良質で経済的な基礎形式・工法として再認識されており,過去10年以上,年間約260万〜280万tと安定した出荷量となっている。加えて,さらなるコストダウンを追求し,杭頭半剛結といった技術開発,杭先端や根固め拡大といった工夫により鉛直支持力の飛躍的な向上を図られてきている。
 本特集では,この既製コンクリート杭にスポットを当て,工法の歴史や変遷,最新の技術動向,技術開発状況,工事例等の情報を収集してみた。本書が基礎工の読者の日常業務の一助になると確信している。


 2021年5月号 

特集

地盤の液状化対策の
最前線
―調査・設計・施工と
検証への取組み―

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総括編集  三反畑 勇 委員

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巻頭言戸建て住宅の液状化対策時松 孝次
総 説液状化対策技術の現状と課題と展望安田  進
各 論液状化判定・解析・設計のための地盤調査技術萩原 協仁
 〃 液状化対策における数値解析の活用吉田  望
 〃 液状化対策における模型実験の活用東畑 郁生
 〃 戸建住宅で行われている液状化対策の現状関口  徹
 〃 港湾空港の液状化対策と現状佐々 真志
 〃 鉄道での液状化対策の現状井澤  淳
 〃 河川堤防での液状化対策の現状石原 雅規
 〃 火力および原子力発電所における液状化対策の現状沢津橋雅裕・石丸  真
報 文表層礫置換による小規模構造物・外構の液状化被害低減工法
 ―グラベルサポート工法―
眞野 英之・石川  明
 〃 浦安住宅地の格子状地盤改良による液状化対策の設計法と模型実験小西 一生・津國 正一
平井  卓・本多  剛
 〃 液状化被害を受けた宅地の災害復旧工事
 ―札幌市の市街地における浸透固化処理工法の適用事例―
堤  彩人・山本  敦
鈴木 定義・後藤 雄平
佐々木将仁
 〃 SCP(サンドコンパクションパイル)工法による改良効果に関する研究の変遷と知見原田 健二
 〃 首都高速湾岸線土工部における液状化対策と効果確認駒場 駿介
 〃 土質試験を活用した洪積地盤での液状化対策の合理化岡田 栄一
 〃 本州四国連絡橋の鉄道橋梁の補強
 ―液状化地盤および軟弱地盤上の橋梁の補強設計と施工―
笠原 康平・笹岡 良治
菊地 佳誉・中田 裕喜
佐名川太亮
 〃 不飽和砂質土の液状化特性と実務への適用に向けた検討坂本 寛章・近藤 政弘
小湊 祐輝
 〃 格子状地盤改良による液状化対策
 ―低改良率への試み―
川村  淳・並河  努
竹原 和夫・大野進太郎
 〃 堤体盛土の浸透および地震時液状化対策に関する遠心模型実験足立 有史・西尾 竜文
 〃 セメント系固化材による表層改良と改良杭を併用したエネルギー施設の液状化対策と遠心実験による検証加藤 一紀・永井 秀樹
 〃 電柱のドレーン化による液状化対策
 ―遠心力模型実験と数値解析による地震時変状抑制効果の検証―
石丸  真・中井健太郎
野田 利弘・伊藤 広和
 〃 既設の鉱さい集積場に対する液状化対策米岡  威
連載企画けんせつ小町便り 第65回澤橋 絹代
連 載次世代へ伝えたい私の思い 第41回
 地盤防災技術者10訓
奥園 誠之

〈編集趣旨〉
 地盤の液状化による土構造物や基礎構造物の被害の評価と対策の実施に当たっては,地盤の液状化に伴う構造物の変位・変形の評価の他に,地盤の液状化抵抗力に対する年代効果,地下水位の低下や締固め等の対策の定量的な評価が必要となる。構造物の安定性の評価法や液状化対策の設計については,いわゆる「実務的な設計法」が一部において実用化されているが,これらの現象は複雑であるため,その適用性が広く一般性を持つと言える段階には至っていないと考えられる。すなわち,それぞれの現場で遭遇する液状化対策の設計問題においては,「実務的な設計法」が適用できないか,もし適用できたとしても合理的な設計にはならない,という局面が多々あるのが実情ではないだろうか。そこで,地盤の液状化抵抗力を詳細に評価し,数値解析や模型実験等の手段を駆使して液状化対策工等の設計・設計を実施するという事例が増えている。本特集号では,そういった事例を集め,液状化対策の最前線では,さまざまな検討,工夫がなされていることを紹介する。


 2021年6月号 

特集

排水工法と遮水工法

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総括編集  石川  明 委員

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巻頭言地下水との戦い高坂 信章
総 説地下水排水工法の課題と対策西垣  誠・科野 健三
 〃 地下水流動・水収支と地下構造物の関連を考える
 ―地下水流動系からの排水という観点から―
徳永 朋祥
各 論地下水流動解析による地下水挙動予測の現状と課題菱谷 智幸・坂東  聡
 〃 地下水リチャージ工法の課題と現状山田 祐樹・元井 康雄
冨安 祐貴
 〃 ICT活用による群井戸の自動制御笹岡 里衣・永谷 英基
 〃 地下水を揚水するディープウェル施工時の管理ポイント髙橋 直人
 〃 真空併用型ディープウェル排水工法の設計の考え方と施工管理のポイント西原  聡・千葉 浩二
本多顕治郎・植松 祐亮
竹島 孝二・西村 修一
 〃 ソイルセメント連続壁の遮水性に関する留意点篠澤 崇浩
報 文掘割道路における地下水保全対策と対策効果星野 裕二
 〃 新東名高速道路建設事業による湧水への影響と地下水保全対策川治  晃・一双 宏子
 〃 大阪市における被圧地下水の分布傾向と建設工事の関係長屋 淳一・北田奈緒子
 〃 開削工事における地下水流動阻害の評価法松丸 貴樹
 〃 臨海部の大深度開削トンネルにおける盤ぶくれ防止のための地下水対策の計画と管理藤名 瑞耀・坂本 明伸
神田  基・太田 匡司
 〃 掘削工事に伴う盤ぶくれ対策への真空併用型バキュームウェル排水工法の適用事例西原  聡・千葉 浩二
本多顕治郎・植松 祐亮
 〃 スコリア層でのトンネル掘削における湧水対策原島  大
 〃 地下鉄営業線拡幅工事における柱列式地下連続壁の施工城石 尚明・廣元 勝志
西川  祐
 〃 水中重量コンクリート打設による鋼管矢板井筒基礎の盤ぶくれ対策橋本  啓・山下 恭敬
十河  浩・中島 与博
脇岡 宏行
 〃 バンコク地下鉄駅工事における立坑底盤の遮水工事例李 旻 儒・王 錦 伍
Prasert Chantawiboon
畠山 和行
 〃 大深度ソイルセメント壁の高精度な施工による湧水量の低減井口  博・岸田  了
石川  明
 〃 市街地での建築地下工事における複数種の遮水壁を用いた地下水処理の事例中島 朋宏・濱田 幸弘
山下 秀行・佐川拳太郎
 〃 粘土混合遮水壁における現場透水試験の適用性東  龍道
連載企画けんせつ小町便り 第66回馬場ちあき
連 載次世代へ伝えたい私の思い 第42回
 建設技術には工学的知識に加え近隣住民との融合が必須
北川 修三
インフォメーション令和2年度地盤工学会賞受賞者の決定/(公社)地盤工学会

〈編集趣旨〉
 我が国は総じて地下水位が高いために地下工事の間,継続して地下水を揚水する必要がある。環境面や地下工事の安全性,工事原価に与える影響など,地下水への対応が地下工事に与える影響は大きい。このため,地下水をどう処理するか―「排水するか」or「遮水するか」―は,技術者の力量が問われる選択肢となっている。
 地下水処理の問題は“古くて新しい問題”でもある。近年では,3次元地下水浸透流解析を用いた地下水流動の評価,ICT技術を利用した地下水制御,大深度遮水壁の構築技術,など新しい技術の進展が見られる一方で,揚水量や水位変化量の予測精度,ディープウェル・リチャージウェルの施工品質のバラツキなど,まだまだ技術的な進歩が必要な課題もある。
 本特集号ではこうした状況を鑑みて,地下水処理の問題を「新しい技術開発の動向」と「基本に立ち返るべきポイント」の2つの側面から捉え,各論・報文を構成した。総説では地下水を空気と同じような公共の共有財産としてとらえ,広域的な観点から地下水循環を考える上位の考え方についてもご紹介頂いた。本号が,地下工事と地下水の問題をいろいろな切り口から俯瞰するきっかけになれば幸いである。


 2021年7月号 

特集

基礎工に係わる技術者資格

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総括編集  岩﨑 公俊 委員

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巻頭言再整理の時か?技術者資格制度日下部 治
各 論国土交通省登録資格制度と活用吉田 公則
 〃 建設業法の改正による技術検定制度の見直し国土交通省不動産・建設経済局建設業課
 〃 建設関連業における登録制度と技術管理者等の資格要件新倉 功也
 〃 社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)の役割と活動沢田 和秀
 〃 海外における技術者資格
 ―米国・英国・シンガポールの場合―
折原 敬二・野中  毅・工藤 敏行
 〃 地盤工学会における継続教育の現状と動向原田 克之
資格紹介資格紹介一覧基礎工編集委員会
 〃 技術士・技術士補(公社)日本技術士会技術士試験センター
 〃 APECエンジニア公益社団法人 日本技術士会
 〃 一級建築士(公財)建築技術教育普及センター
 〃 二級建築士(公財)建築技術教育普及センター
 〃 1級・2級建築施工管理技士・技士補(一財)建設業振興基金
 〃 1級・2級土木施工管理技士・技士補(一財)全国建設研修センター
 〃 1級・2級建設機械施工管理技士・技士補(一社)日本建設機械施工協会
 〃 1級・2級管工事施工管理技士・技士補(一財)全国建設研修センター
 〃 JSCA建築構造士(一社)日本建築構造技術者協会
 〃 土木学会認定土木技術者資格公益社団法人 土木学会
 〃 シビルコンサルティングマネージャ(RCCM)(一社)建設コンサルタンツ協会
 〃 測量士・測量士補国土交通省 国土地理院
 〃 土木設計技士職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会
 〃 VEリーダー(VEL)公益社団法人 日本バリュー・エンジニアリング協会
 〃 VEスペシャリスト(VES)公益社団法人 日本バリュー・エンジニアリング協会
 〃 CVS(Certified Value Specialist)公益社団法人 日本バリュー・エンジニアリング協会
 〃 基礎施工士(一社)日本基礎建設協会
 〃 鋼管杭施工管理士鋼管杭施工管理士検定試験委員会
 〃 地盤品質判定士・地盤品質判定士補地盤品質判定士協議会
 〃 住宅地盤主任技士・住宅地盤技士特定非営利活動法人住宅地盤品質協会
 〃 地盤検査技士(一級・二級)(一社)地盤保証検査協会
 〃 地質調査技士(一社)全国地質調査業協会連合会
 〃 応用地形判読士(一社)全国地質調査業協会連合会
 〃 地質情報管理士(一社)全国地質調査業協会連合会
 〃 地質リスク・エンジニア(GRE)(一社)全国地質調査業協会連合会
 〃 建造物保全技術者・建造物保全上級技術者(一社)国際建造物保全技術協会
 〃 一級構造物診断士・二級構造物診断士(一社)日本構造物診断技術協会
 〃 「ME新潟(構造・防災)」技術者資格インフラ再生技術者育成新潟地域協議会
 〃 高速道路点検診断士・高速道路点検士・高速道路点検士補公益財団法人 高速道路調査会
 〃 都市道路構造物点検技術者(一財)首都高速道路技術センター
 〃 主任点検診断士・点検診断士(一財)阪神高速先進技術研究所
 〃 道守養成ユニット「道守補,特定道守,道守」長崎大学大学院工学研究科インフラ長寿命化センター
 〃 社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)東海国立大学機構国立大学法人岐阜大学
 〃 ふくしま(ME)メンテナンスエキスパートふくしまインフラメンテナンス技術者育成協議会
 〃 インフラ調査士日本非破壊検査工業会
 〃 四国社会基盤メンテナンスエキスパート(四国ME)国立大学法人 愛媛大学
 〃 社会基盤メンテナンスエキスパート山口(ME山口)山口大学工学部附属社会基盤マネジメント教育研究センター
 〃 道路橋点検士・道路橋点検士補(一財)橋梁調査会
 〃 構造物の補修・補強技士(一社)リペア会
 〃 橋梁点検技術者・准橋梁点検技術者独立行政法人国立高等専門学校機構舞鶴工業高等専門学校社会基盤メンテナンス教育センター
 〃 橋梁点検士,橋梁診断士国立大学法人 東海国立大学機構名古屋大学
 〃 ブリッジインスペクター(BI)琉球大学工学部附属地域創生研究センター
 〃 土木鋼構造診断士・土木鋼構造診断士補(一社)日本鋼構造協会
 〃 河川点検士河川技術者教育振興機構
 〃 河川維持管理技術者河川技術者教育振興機構
 〃 港湾海洋調査士(一社)海洋調査協会
 〃 海洋・港湾構造物設計士(一財)沿岸技術研究センター
 〃 海洋・港湾構造物維持管理士(一財)沿岸技術研究センター
 〃 空港土木施設点検評価技士(一財)港湾空港総合技術センター
 〃 海上工事施工管理技術者(一財)港湾空港総合技術センター
 〃 空港工事施工管理技術者(一財)港湾空港総合技術センター
 〃 鉄道設計技士(公財)鉄道総合技術研究所
 〃 砂防・急傾斜管理技術者公益社団法人砂防学会
 〃 地すべり防止工事士(一社)斜面防災対策技術協会
 〃 コンクリート主任技士(公社)日本コンクリート工学会
 〃 コンクリート診断士(公社)日本コンクリート工学会
 〃 コンクリート構造診断士公益社団法人 プレストレストコンクリート工学会
 〃 プレストレストコンクリート技士公益社団法人 プレストレストコンクリート工学会
 〃 グラウンドアンカー施工士(一社)日本アンカー協会
 〃 のり面施工管理技術者(一社)全国特定法面保護協会
 〃 登録グラウト基幹技能者(一社)日本グラウト協会
 〃 農業土木技術管理士(公社)土地改良測量設計技術協会
 〃 環境計量士(濃度関係,騒音・振動関係)(一社)日本環境測定分析協会
 〃 土壌汚染調査技術管理者環境省 水・大気環境局 土壌環境課
 〃 環境アセスメント士(一社)日本環境アセスメント協会
 〃 火薬類取扱保安責任者(公社)全国火薬類保安協会
連載企画けんせつ小町便り 第67回江元 智子

〈編集趣旨〉
 多様化した建設事業において一定レベルの成果品質を確保するために,入札契約要件に資格を要求することが一般的です。また,各機関における人材育成や技術者のステップアップのツールとして資格取得が多用されています。国の政策としても,平成26年6月に改正された「公共工事の品質確保の促進に関する法律(品確法)」を受けて公共工事における資格の必要性が議論され,その影響により点検・診断を含めた調査・設計分野を中心に多くの資格が生まれ活用されるようになってきました。このような状況を踏まえて,本特集におきましては,国の制度と技術者資格,維持管理での活用,海外の動向,CPDの動向を紹介するとともに,基礎工の技術者が資格取得にチャレンジする際の参考となるよう,関係する各方面の資格の概要や受験条件などをまとめて紹介させて頂きました。読者の資格取得によるステップアップの一助にして頂ければ幸いです。

 2021年8月号 

特集

大地震に備える基礎工〜
震動低減・損傷抑制による高耐震化

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総括編集  神田・梅野 両委員

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巻頭言基礎工に関する地震工学的研究課題佐藤 忠信
各 論建築分野における基礎工の耐震設計の現状と関連する技術開発の取組み新井  洋
 〃 道路分野における基礎工の耐震設計の現状と高性能な基礎工開発の取組み矢部 正明
 〃 鉄道分野における耐震設計の現状と高性能な基礎工開発の取組み室野 剛隆
 〃 港湾分野における耐震設計の現状と高性能な基礎工開発の取組み小濱 英司
報 文大地震動を想定した杭頭半剛接合構法の性能検証と試設計小林 治男
 〃 大地震動を想定した杭頭半剛接合工法の性能検証と設計事例
 ―場所打ち杭:キャプテンパイル工法―
宮田  章・國末 晃寛
斎藤 忠幸
 〃 既存杭活用のための杭頭絶縁基礎工法の研究開発の現状柏  尚稔・中川 博人
中井 正一
 〃 大地震を想定した深層混合処理工法の設計事例木原 拓也
 〃 地震動に対する宅地の振動低減効果:D・Box工法野本  太
 〃 建物–基礎–地盤の動的相互作用を考慮した大地震動時の設計への実用例中溝 大機・貞許 美和
小板橋裕一
 〃 格子状地盤改良を活用し極大地震に対して杭の安全性・健全性を確保した基礎構造の設計事例熊野 豪人・佐分利和宏
前川 元伸・内山 元希
濱田 純次・重野 喜政
 〃 地盤改良を用いた杭基礎の耐震補強および振動低減技術足立 有史・浦野 和彦
西尾 竜文
 〃 性能向上とコスト縮減を両立する杭基礎一体型鋼管集成橋脚の開発曽我 恭匡・磯部 公一
澤村 康生
 〃 高架橋の拡幅に伴う基礎の耐震補強松原 拓朗・内海 和仁
 〃 ポリマー免震工法を適用した既設開削トンネルの設計・施工桐生 郷史・室野 剛隆
川西 智浩
 〃 杭と土のうを併用した基礎免震工法への取組み土井 達也・室野 剛隆
張   鋒
 〃 免制震構造化による大規模鉄道PC橋の耐震補強豊岡 亮洋・中田 裕喜
宇野 匡和
 〃 損傷抑制型杭頭結合を用いた鉄道ラーメン高架橋佐名川太亮・神田 政幸
 〃 地盤改良体による耐震強化岸壁の構築技術高橋 英紀・河田 雅也
小西 一生・徳永 幸彦
 〃 アーク矢板土留めとジャケットを一体化した横桟橋工法田中 祐人
 〃 直杭式桟橋への制振部材の適用近藤 明彦・小濱 英司
国生 隼人・永尾 直也
吉原  到
連載企画けんせつ小町便り 第68回山下  文

〈編集趣旨〉
 2016年熊本地震での震度7の連続発生,大阪府北部地震,北海道胆振東部地震など,強い揺れと深刻な被害を生じた地震が続いており,南海トラフ巨大地震をはじめ,大地震発生への切迫感が増大していると感じられる。
 持続可能で災害に強い社会を実現するためには,構造物の耐震性能の確保と向上が喫緊の課題であり,特に基礎工や地下構造物については,被災後の復旧に時間を要することから,想定を上回る大地震動に対しても,被害を限定的に留め,震災後早期に復興が果たせるよう事前に対策を施すことの重要性の観点から,地震レジリエンスの強化が認識されつつある。
 本誌では,たどること19年前の2002年12月号特集「基礎構造における震動制御の工夫」で,基礎工への地震動入力の低減技術を取り上げ,入力震動の低減を目標とする技術開発の当時の状況を特集した。本特集では,その後の研究開発の成果と実際に採用された事例として,「基礎工の損傷や破壊を低減する技術」や「基礎工の粘り強さや損傷抑制効果を向上させる技術」に着目した。また,耐震性を特段に強化した工法や既存基礎工に高耐震性を付与する工法等を加え,テーマを拡大して大地震に備えるために高性能化を図った基礎工を特集した。基礎工の一層の耐震化に向けて,技術開発の推進と実用化への一助になれば幸いである。


 2021年9月号 

特集

杭基礎の施工ずれへの
対処・対策

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総括編集  桑原 文夫 副委員長

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巻頭言基礎工の未来予想図緒方 辰男
総 説杭の施工ずれの現状と管理値および対処方法と防止策神田 政幸・二村 俊輔
各 論既製コンクリート杭の施工ずれの原因と対処・対策木谷 好伸
 〃 場所打ちコンクリート杭の施工ずれの原因と対処・対策宮本 和徹
 〃 鋼管杭・鋼管矢板の施工ずれの原因と対処・対策細田 光美
 〃 建築分野の杭工事における施工ずれの発生状況と設計対応の現状梅野  岳
 〃 施工ずれを起こした杭の撤去および再施工をする場合の留意事項土屋 富男
報 文海外のプレボーリング工法(PHC杭)の高止まり事例粕谷 悠紀・嶋田 洋一
稲積 一訓
 〃 杭の施工精度確保に対して高リスク条件が重なった施工事例細田 光美・小松 吾郎
 〃 中掘り工法における砂礫層崩壊地盤での施工精度確保対策阿彦  拓
 〃 施工精度確保のための専用部材例酒井 隆男
 〃 傾斜1/500を実現する既製杭施工法の開発と適用谷川 友浩・田屋 裕司
土屋 富男・横山 雅樹
 〃 中掘り杭工法(PHC杭)の低止まり事例粕谷 悠紀・稲積 一訓
嶋田 洋一
 〃 粘性が高い固結シルトへの場所打ち杭施工時の鉄筋かご共上がり防止事例小林 直広
 〃 オールケーシング併用場所打ち鋼管コンクリート杭における鋼管の高止まり板垣 浩三
 〃 鋼管コンクリート場所打ち杭の傾斜トラブル事例堀川  剛
 〃 オールケーシング工法における鉄筋かごの天端下がりの事例と対策早川 哲生
 〃 回転杭工法における支持層不陸の影響とその対策・対応古谷 浩平・中澤 公博
和田 昌敏
 〃 測量とクラウドの活用で杭精度管理を見える化し杭ずれを防ぐ
 ―Piling Measurement(PM)工法―
斎藤  実
 〃 杭打精度自動管理システムを活用した施工例
 ―きんそく杭打システム「杭打キングPLUS」―
奥野 勝司・山田 泰史
小林 一博・大塚 直人
 〃 現場検査マイスター®と統合型管理装置による施工管理・品質管理技術細田 光美・藤江 雄大
照井 雄大
 〃 既製コンクリート杭の施工ずれに対応するサポートシステム木村 一貴
連載企画けんせつ小町便り 第69回重村 綾子

〈編集趣旨〉
 本特集号は,杭基礎の決められた設計位置に対して生じる施工後の「ずれ」の問題を取り上げる。施工ずれには,①鉛直方向(高止まり,低止まり),②水平方向(心ずれ),および③傾斜がある。それぞれの施工ずれに対して,各種施工要領等で許容される管理値を設定しているが,杭頭位置が地中にある場合に,杭施工完了時にずれを検出できないままに作業を終了し,杭頭を掘出した後に始めて発見されることがある。施工ずれが設定された管理値を超える場合には,杭を撤去後に再施工や増杭などの対処を求められることがあるが,工期の延長や多くの費用を必要とするとともに,補修後の性能に不確実な点も残る。施工ずれを起こす原因やその後の対処方法,さらに施工ずれを起こさないための対策について有益な情報を提供する。


 2021年10月号 

特集

最近の山留め・土留め
―既存躯体の利活用・架構の合理化―

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総括編集  青木 雅路 委員

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巻頭言最近の山留めについて考えること桂   豊
総 説既存地下躯体や省力化を考慮した支保工を用いた山留め架構の現状と課題元井 康雄
各 論既存地下躯体を利用した山留め架構・支保工の計画のポイント實松 俊明
 〃 大火打ちを用いた山留め計画のポイント河野 貴穂
 〃 特殊切梁による山留め・土留め架構のポイント則武 宏和・石井 義雄
松尾 三郎・有冨 敏也
茜谷 哲男
報 文既存地下躯体・山留め壁を活用した切梁と大火打ちによる山留め事例濁川 直寛・久﨑 隆弘
古賀 大輔・矢野 陽士
 〃 既存地下外壁を仮設合成壁として山留め壁利用した事例横山 真史・三浦 正悟
酒井裕次郎
 〃 既存躯体利用による地下解体および新築地下躯体構築事例清水 大和・小山富士夫
川島 幸哲
 〃 既存地下外壁を残して耐圧版を解体し内側に新築地下躯体を構築した山留め事例志田  翼・砂井 貴秀
河野 貴穂・熊谷 博人
 〃 既存地下躯体を利用し新築山留めのない大深度逆打ち工法による建替え工事佐藤 俊介・中島 正人
山本 啓介・三國 昌則
 〃 高強度切梁を用いた逆打ち工法による山留め計画事例石田 純也
 〃 長大スパンに大火打ちを用いた山留め事例元井 康雄・湯浅  肇
平野  篤
 〃 大深度根切りにおける大火打ちを用いた山留め事例熊谷 博人・河野 貴穂
栗原  淳・福田 義広
 〃 既存躯体解体を並行して行う順打ち集中切梁計画例高岡 雄二
 〃 地盤アンカーで補強された既存躯体の解体を伴う山留め計画事例笠原  章・熊田 健太
原  智紀
 〃 狭小地での建替え事業における既存RC躯体を利用した山留め事例武智 伸泰・小川 雅史
 〃 ホテル・ミュージアム建設工事における斜め土留め工法施工事例飯塚 大介・福田  稔
 〃 重ね梁腹起しの構造性能と現場適用事例矢後 克己・佐藤 洋平
藤本 利昭・下村 修一
 〃 ハンマーストラットの開発と現況平尾 淳一・高橋 正登
中村 寿人
 〃 鋼管矢板井筒基礎における支保工のトラス化による生産性向上効果手間本康一・合樂 将三
小林  裕・高柳 達徳
高野 恵佑・向市 清司
 〃 開削施工の合理化を目指す頭部固定式二重土留め工法の施工事例井上 直史・渡邉 洋介
天野 栄二・内田 拓史
連載企画けんせつ小町便り 第70回大村さつき

〈編集趣旨〉
 最近の山留め・土留め特集号は,本設・仮設の兼用や大深度対応の山留め壁等新しいニーズや用途に対するものが中心で,切梁・腹起し等の支保工や山留め架構に関連した特集はあまり見当たらなかったと思います。支保工や山留め架構に関しても,既存地下解体を伴う地下工事や,山留め壁としての既存地下躯体の利活用,省力化・省人化を考慮したより合理的な架構の新しい提案が進んでいます。山留め・土留め関連の基準・指針類では,従来からの山留め壁と仮設切梁・腹起しを前提とした設計・施工法が中心に記載されていますが,実際の設計では既存構造体の解体等の従来と違う施工条件を考慮した計画が必要となる場合が増加していると考え,本特集を企画しました。
 本特集号では,既存地下解体を伴う山留め,既存地下躯体を山留め壁や腹起し代わりとした山留め計画や施工の合理化を狙いとした集中切梁や大火打ち梁の切梁計画等で,参考となる山留め計画をまとめて紹介します。


 2021年11月号 

特集

将来の巨大地震による
災害への備えの新たな展開

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総括編集  菊池・渡辺 両委員

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巻頭言巨大地震による災害への備え安田  進
総 説地盤震動と強震観測から考える構造物・基礎の耐震性永野 正行
 〃 地盤の地震対策技術の新たな展開
 ―地盤の地震災害リスクの認識と耐震性評価法の高度化―
風間 基樹・加村 晃良
 〃 大規模地震・津波に対する沿岸・港湾構造物の設計技術の動向と方向性宮田 正史・鈴木高二朗
竹信 正寛
各 論過去の巨大地震災害を教訓にした防災哲学の構築に向けて武村 雅之
 〃 津波予測と対策富田 孝史
 〃 道路施設における地震災害などへの取組み松本  章
 〃 鉄道施設における地震災害への備えの新たな展開豊岡 亮洋
 〃 建築における将来の地震災害への備え
 ―日本建築学会基礎構造運営委員会の取組み―
田村 修次
 〃 建築分野における地震災害への新たな取組み井上 波彦
 〃 大規模盛土造成地における安全性の確保に向けた取組み井上 洋之
 〃 津波に対する建築物の安全性向上の取組み奥田 泰雄
 〃 港湾・空港施設における地震災害への備えの新たな展開小濱 英司
 〃 農業施設における地震災害への備えの新たな展開毛利 栄征・吉迫  宏
 〃 電気設備における地震災害への備えの現状と新たな展開石川 智巳・小早川博亮
石丸  真・湯山安由美
 〃 災害廃棄物の再資源化とその備え
 ―円滑な復興に向けて―
高井 敦史・勝見  武
報 文被災原子力発電所の廃止措置に向けた基礎工の応用
 ―福島第一原子力発電所を例に―
小峯 秀雄・阿部慎太郎
鈴木 忠勝・本間 美湖
 〃 高速道路盛土の耐震性能向上に関するNEXCO総研の取組み川井田 実
 〃 本四備讃線鉄道構造物の耐震補強の概要笹岡 良治・菊地 佳誉
角野 拓真・笠原 康平
中田 裕喜
 〃 相馬港における岸壁の耐震強化事例佐々木 誠・早川  修
 〃 戸建住宅の液状化リスクへの対応策についての考察
 ―平成28年熊本地震による戸建住宅の住宅・宅地被害アンケート調査結果より―
村田 英樹
 〃 宮古市三王団地の宅地造成盛土の管理事例斉藤  広・馬場 敬之
 〃 近年の地震災害における廃棄物処理の事例紹介花木 陽人・吉田 英樹
遠藤 和人
連載企画けんせつ小町便り 第71回山田 優子
新刊紹介土工構造物における性能設計の実務と展望/丸善出版

〈編集趣旨〉
 2011年東北地方太平洋沖地震から10年たち,その後も熊本,大阪北部,胆振東部などで大規模地震が頻発しており,最近では2021年3月に福島県沖で2011年東北地方太平洋沖地震の余震とみられる地震も発生しています。2011年の地震以降,日本列島は地震活動期に入っているといわれており,今後発生するといわれている南海・東南海地震に代表される巨大地震よる被災も危惧されるところです。兵庫県南部地震を契機に,我が国の地震対策が大きく変わり,順次対策が施されてきていますが,度重なる地震により様々な形態の災害を経験してきているため,災害対策の考え方,災害対策に対する国民の要求も大きく変化してきています。
 本特集では,各機関で来たり来る大規模地震に対する備えがどのように準備されているかを取りまとめさせていただきました。また,具体的な対応事例についても報告いただいております。本特集が,今後の地震対策に少しでもお役に立てれば幸いです。





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