2026年11月号特 集 異種基礎 総括編集 濱田 純次・梅野 岳 両委員
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| 巻頭言 | 異種基礎に関する所見 | 加倉井正昭 |
| 総 説 | 異種基礎の現状と課題 | 佐原 守 |
| 各 論 | 異種基礎の沈下 | 長尾 俊昌 |
| 各 論 | 地震時の捩じれ評価と短杭の耐震設計の注意点 | 池田 隼人・濱田 純次 |
| 各 論 | 既存杭の異種基礎への取扱い | 柏 尚稔 |
| 報 文 | 常時微動計測および強震観測に基づく傾斜基盤を有する地盤上に建つ免震建物の動特性 | 飛田 喜則・山内 豊英・永野 正行 |
| 報 文 | 傾斜岩盤上に建つ免震建物の設計 | 須賀 貴之・菅野 英幸 |
| 報 文 | 支持層が傾斜する地盤の入力地震動評価と建物挙動 | 山崎 慎介・渡瀬 利則 |
| 報 文 | 高層建物と低層建物を連結した格子状地盤改良体を併用したパイルド・ラフト基礎の設計と挙動観測 | 梅村 建次・濱田 純次・本多 剛 |
| 報 文 | 既存躯体を有効利用した異種基礎建物の設計施工 | 木村 廣・藤山 淳司・小林 祥二・渡邊 徹・堀井 良浩・濱 健太郎 |
| 報 文 | 超高層建物を支持するパイルド・ラフト基礎と直接基礎を併用した異種基礎 | 渡辺 和博・佐原 守・鈴木 直子・和田 裕介・芋野 匡俊 |
| 報 文 | 杭基礎と直接基礎を併用した高さ189mの超高層建物の基礎計画 | 九嶋壮一郎・奥野雄一郎・山下 靖彦 |
| 報 文 | 簡易計算モデルによる異種基礎建物の地震時ねじれ挙動の評価 | 小澤 宣行・中根 一臣・田仲 秀典・谷川 友浩・濱田 純次 |
| 報 文 | 既存地下躯体を用いた直接基礎と杭基礎の異種基礎事例 | 佐野 公俊・高橋 聡史 |
| 報 文 | 既存地下躯体を存置した超高層免震建物の異種基礎設計事例 | 小林 治男・一色 裕二・磯部 共伸・御所園奈歩・宮地あゆみ・橋本 直樹・新田 隆雄 |
| 報 文 | 傾斜支持地盤に建つ杭基礎建物の遠心振動台実験 | 小島 宏章・勝二 理智 |
| 報 文 | 傾斜基盤上の砂地盤に建つ群杭支持建物の地震応答と非線形杭周地盤ばね | 中野 尊治 |
| 報 文 | 異種基礎に用いる直接基礎の水平地盤ばね | 古垣内 靖 |
| 報 文 | 地震時における異種基礎のねじれについての基礎的な考え方 | 成田 修英 |
| 報 文 | 簡易応答評価手法に基づく不整形地盤における基礎入力動の検討 | 大和 由佳・岡沢 理映・森井 雄史・木村 匠 |
| 報 文 | 既存杭を含む敷地における建築物の設計法構築に向けた実験および解析検討 | 井上 波彦 |
| 連載企画 | けんせつ小町便り 第131回 | 佐藤 夏海 |
〈編集趣旨〉
1つの建物を直接基礎部分と杭基礎部分のように異なる基礎形式によって支持することは,1988年版の建築学会基礎構造設計指針まで「できるだけ採用を避けるべき」とされ,具体的な検討方法が示されていなかった。しかし,傾斜地を造成した場合には支持層が平面的に異なり,また,低層棟と高層棟が一体となった建物では支持するために必要な杭長が異なり,合理的に建物を支持するためには異種基礎の採用が避けられない場合があり,検討方法が示された2001年の同会基礎構造設計指針改定以降,設計者が創意工夫しながら個別の建物,地盤条件に最適な基礎として異種基礎を用いている。実建物の設計でFEM解析など高度な数値解析を行った事例もあるものの,その設計方法が詳しく公表されたものは限られており,実務者が異種基礎設計の最先端の事例を知る機会が少ない。そこで,本特集では,異種基礎特有の不同沈下や地震時の捩じれ変形などに対する最新の設計事例を集めた。また実験や解析など最新の研究成果も取り上げた。
本特集が,異種基礎が避けられない場合の対応として,設計者,技術者のみなさまの参考になれば幸いである。

