株式会社総合土木研究所

2014年1月号

特 集

トルコ150年の夢-アジアとヨーロッパを結ぶ海峡横断鉄道トンネル-

総括編集 尾 俊昌 委員

グラビア トルコ150年の夢-ボスポラス海峡横断鉄道トンネル-
巻頭言 夢が叶う 肥沼 光彦
総説 トルコの国家プロジェクト:マルマライ計画 宮越 一郎・財津 吉光
総説 ボスポラス海峡横断鉄道プロジェクト概要 近江 秀味
報文 トンネル・駅舎の概要と設計の基本事項 林 伸行・土屋 正彦・山本 平・上野 恭宏・波多野良久・荒巻 剛哉
報文 世界最大水深・急潮流下の沈埋トンネル技術(全体概要) 小山 文男・中塚 健司・木村 政俊・伊藤 一教・神田 基・木村 誉哉
コラム トルコの文化-文明の十字路に住む人々- 大曲 祐子
報文 沈埋トンネルのトレンチ工 小山 文男・八重田義博・伊藤 一教・橋本 敦史・山本 平・立石 章
報文 沈埋函製作工 小山 文男・土屋 正彦・大友 健・横田 和直・神田 基・木村 誉哉
報文 沈埋函の沈設工 小山 文男・木村 政俊・中塚 健司・伊藤 一教・織田 幸伸・橋本 敦史
報文 沈埋函の函底充填材の開発と施工管理 石井 裕泰・木村 政俊・伊藤 一教・中塚 健司・小山 文男・木村 誉哉
報文 海上仮設立坑(アクセスシャフト)工法および安全対策システム 小山 文男・中塚 健司・木村 政俊・岡原 義典・外山 雅昭
コラム 親日国トルコと日本-ボスポラス海峡が結ぶ友好の歴史- 大曲 祐子
報文 都市部山岳工法トンネルの設計と施工 岩野 政浩・小原 伸高・金子 哲也
報文 スラリー式TBMトンネルの施工-シールドトンネル- 今石 尚・稲積 教彦・湯上 繁信・安藤 哲人
報文 沈埋函とTBMの海底下直接接合 今石 尚・稲積 教彦・浅野 浩史・石井 裕泰
報文 軌道工事 稲積 教彦・湯上 繁信・森川 貴史
コラム トルコ人から見た日本人 金子 泰丈
寄稿 トルコ・イズミット湾横断橋プロジェクトの基礎 川上 剛司・社浦 潤一・生駒 尚己・谷澤 次康
連載講座 地盤工学・技術ノート 第7回 盛土の締固め⑦ 龍岡 文夫・須藤 雅人・川辺 翔平・菊池 喜昭
連載講座 基礎構造物の性能設計 第4回 要求性能と性能規定 宮田 正史・竹信 正寛
新刊紹介 地すべり防止のための水抜きボーリングの実際/鹿島出版会
インフォメーション ①コンクリートセミナー開催のご案内/セメント協会
インフォメーション ②リスクマネジマント事例研究発表会開催/地質リスク学会
読者アンケート

〈編集趣旨〉

2013年10月29日,ボスポラス海峡トンネルが開通した。同日はトルコ共和国建国90周年記念日に当たり,開通式典には日本から安倍晋三首相が参列した。トルコをアジアとヨーロッパに分断するボスポラス海峡を鉄道で横断することは,トルコ国にとって150年来の夢であった。ボスポラス海峡横断鉄道トンネル建設工事は,2004年8月にスタートしたが,この工事ではトンネル工法だけでも沈埋,NATM,シールドと多種類の工法が用いられており,複雑に流況の変化するボスポラス海峡での世界最深の沈埋トンネル敷設や,世界遺産の多いイスタンブール市街直下でのトンネル掘削等,世界的レベルの難工事の連続となった。
   本特集号では,ボスポラス海峡トンネル建設工事における技術的課題とその解決方法について多岐に渡って執筆して頂くとともに,イスタンブール市やトルコ国,そして日本との歴史的関係についても話題を紹介して頂いた。2014年の新年号として読み応えのある特集をお届けする。(長尾俊昌)

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