株式会社総合土木研究所

2013年9月号

特 集

最近の地盤探査とその応用

総括編集 岩崎・石田 両委員

巻頭言 安全のパラダイムシフトと物理探査の役割 小島 圭二
総説 最近の物理探査手法歴史を振り返って現在と将来を考える 松岡 俊文
各論 空洞探査の現状と課題 三木 茂
各論 地中構造物探査の現状と課題 斎藤 秀樹
各論 構造物健全度診断の現状と課題 石田 雅博
各論 地盤改良効果判定のための物理探査の現状と課題 菅野 高弘・中澤 博志
各論 原位置弾性波探査と設計用地盤パラメータの関係 龍岡 文夫
報文 宅地造成現場における高精度表面波探査の適用事例 澁谷 啓・三浦みなみ
報文 地震・常時微動記録を用いた鉄道構造物のL2地震動評価 坂井 公俊・室野 剛隆
報文 住宅液状化地盤の物理探査的手法を用いた調査事例 橋本 隆雄
報文 河川堤防における電磁波・電磁法による内部構造探査事例 山田 茂治・岡 二三生・木元小百合
報文 道路路面下空洞の探査事例 瀬良 良子・中村 治人・桑野 玲子
報文 物理探査手法を用いた鉄道盛土の空洞探査 内藤 孝和・高久 智成
報文 土木構造物に関わる空洞探査の事例 鈴木 敬一
報文 石積擁壁の非破壊検査による空洞調査 橋本 隆雄
報文 鋼製防護柵の根入れ長さ診断の測定事例 藤井 俊逸
報文 ホール素子センサーを用いた杭基礎の根入れ調査法 西岡 英俊・羽矢 洋
報文 推進式トンネルにおける前方障害物探査の事例 濱田 十郎
報文 衝撃振動試験による既設石積み壁の健全度診断技術 中島 進・篠田 昌弘・阿部 慶太・江原 季映・窪田 勇輝
報文 非破壊検査手法を用いた吹付け法面の健全度診断 関 茂和・田山 聡・宇次原雅之
報文 高周波衝撃弾性波法を用いた杭の健全性調査 林 寛・坂本 浩之
報文 振動計測に基づく落石危険度判定方法とその適用事例 深田 隆弘・澁谷 啓
報文 音響トモグラフィ法による薬液注入の改良範囲の把握 榊原 淳一・石原 謙治・山尾 和行
報文 干潟における物理探査の事例 渡部 要一・佐々真 志
報文 爆弾探査方法とその事例 斉藤 吉彦・酒井 正文・内藤 好裕
コラム 海底に隠れた元寇船を探る 根元 謙次
寄稿 「都市型洪水災害」軽減のための三次元地形・地盤モデルの構築とその活用事例 澁谷 啓・許 晋碩・白 濟民・古宮 雅之
連載講座 地盤工学・技術ノート 第3回盛土の締固め 龍岡 文夫・藤代 健司・川辺 翔平・菊池 喜昭・建山 和由・根本 忠
TOPIC 第48回地盤工学研究発表会が富山で開催/(公社)地盤工学会
読者アンケート

〈編集趣旨〉

地盤を探査する技術は一般に物理探査と言われ,概略的な地盤調査の手法として古くから用いられてきました。その応用技術は,新規建設時の地盤構成の把握のみならず既設基礎構造物の状態把握や地盤改良の施工管理など幅広く用いられています。探査はボーリング調査など直接的な調査手法に比べ精度に難点があるという見方もありますが,それぞれの手法の特質を理解して的確な選択と適用を行えば,極めて有効な手法です。また,見えない地盤の内部を何らかの物理量をもって面的に可視化できるという点で極めて魅力的な方法でもあります。
 本特集号では,各方面で適用されている代表的な地盤探査技術の現状や課題を示すとともに,最新の技術や各種の適用例を紹介しています。探査技術の可能性について感じ取って頂きたいと思います。

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